歴史に並みいる上司にしたくない上司のなかでも最低最悪の上司を描いた、愉快でおしゃれな小説。 大学出たてのいなか娘アンドレア・サックスは、「百万人の女の子が羨望のまなざしを贈る」職をものにした。ランウェイ誌の編集者として大成功を収めた、かの有名なミランダ・プリーストリーのアシスタントに採用されたのだ。アンドレアが勤務することになった編集部は、どこを向いても「プラダ!」「アルマーニ!」「ヴェルサーチ!」という叫び声が飛び交い、信じられないほどスレンダーで、胸がきゅんとなるほどおしゃれな女性たちと、長年の熱心なジム通いの成果を見せつける、細かいリブ編みのタートルネックセーターとタイトな革パンツ姿のさっそうとした男性たちであふれかえっていた。ところが、その流行の最先端を行く洗練された編集部員たちのだれもが、ミランダの一声でいともたやすく、おびえてべそをかく子どものようになってしまう。 いわゆる「鬼上司」に対するぐちを、思いきり笑える魅力的な物語にしたてあげたのが『The Devil Wears Prada』だ。そこでは、新聞のゴシップ記事や、コスモポリタン誌の愛読者が集まるトレンディーなカクテルパーティーでの噂話でわずかにかいま見られるにすぎない、上流階級の人々の暗く悪魔的な裏の顔が、すがすがしいほど無邪気で機転のきいたアンドレアの語り口で暴露されていく。まだ店頭に並んでいない「ハリー・ポッター」の最新作をパリに住むミランダの子どもに自家用機で届けたり、いつかミランダがちらりと見かけて惚れこんだという年代ものの洋服だんすを売る、名もない骨董品屋を捜したり、舌が焼けるほど熱い、好みの温度ぴったりで、ミランダにカフェラテを出さなければならなかったり、アンドレアには毎日が試練の連続だった。それも日中にとどまらず、電話であれをしろ、これをしろとどなりまくられて、仕事が深夜におよぶこともしばしば。そんな仕打ちに耐えているのも、目当ての雑誌社でいい仕事にありつくため、ミランダに推薦状を書いてもらうというご褒美を期待しているからだ。しかし、最初はちょっと受け入れがたいという程度だった要求が、どう考えても常軌を逸したものにエスカレートするにつれ、アンドレアは気づきはじめる。百万人の女の子が羨望のまなざしを贈るその仕事は、いつかほんとうに私を殺すかもしれない。いえ、たとえ命は助かっても、魂を売りわたすに足る仕事なのかどうか、もう一度考え直さなければ、と。
![]() |
楽しく聞ける |
この映画好きだし、audiobook聞いたら英語の勉強になるかなと思って買いました。でも勉強って感じじゃなくふつうに楽しんで聞けます☆この声も好きです。ただ思ってたより長かった・・(5,6時間ある?)。 もっとコンパクトに要約してあったらパーフェクトかな?(^.')
![]() |
「今は無二の好機」 |
by 小宮山隆央
『プラダを着た悪魔』(The Devil Wears Prada)
2003年4月に刊行されたローレン・ワイズバーガーLauren Weisbergerによるアメリカの小説。
2006年のアメリカ映画。
本作では、
主人公アンドレア・サックスは、
ブラウン大学を卒業しジャーナリストを目指すために田舎からニューヨークへとやってきた。
ファッションには何の興味もなかった彼女であるが、
幸運にもファッション関係の女性の憧れとする仕事得ることができた。
ファッション業界のオピニオンリーダー誌「ランウェイ」の編集部へと就職する。
編集長ミランダ・プリーストリーのアシスタント職で、悪魔のような横暴を発揮する最悪の上司に仕えることとなった。
負けん気の彼女は、仕事をやり遂げ、同時に本来の女性としての「着飾る」ことにも女性として開花する。
本質を見抜くジャーナリストの目線を持ち続けた彼女は、結果的に「自然としての女性、女らしさにある美しさ」に回帰し、
ジャーナリストへの道も掴むことができる。
「横暴を発揮する最悪の上司」に仕えることが結果的に自分を精神的にも社会的にも階段を昇らせていることに気が付いているはずである。
「フォーチュンの前髪を掴む」ことのの前向き努力「今は無二の好機」を体現していると云える。
プラダを着た悪魔
The Devil Wears Prada
監督 デヴィッド・フランケル David Frankel
出演 メリル・ストリープ Meryl Streep
アン・ジャクリーン・ハサウェイ Anne Jacqueline Hathaway
小宮山隆央
![]() |
モラルとして、どうなのかなぁ? |
「オニ上司」の元で働く、多かれ少なかれ誰でも体験したことがあると思います。
私もありますが、その愚痴は家族・友達にしか話しませんでした。当然。
この本の著者は、そこから一歩進んで「おもしろおかしく」ストーリーに脚色して
不特定多数の読者に公開したわけですが。。
ストーリーは確かに面白かったです。それは良いと思います。でも、ひっかかるのは
こんなに簡単に本人が特定できる書き方をされてしまったアン・ウインターさんのこと。
いくらひどい上司だからって、個人のプライバシーをここまで公衆の目にさらして
しまうのって、モラルの点から言うとどうなんでしょう?
もしウィンターさんご本人がこの本に対して何のネガティブなコメントも出していない
のだとしたら、彼女の大きさ、というか、著者がそもそもまったく相手にされていなかった
ということがより鮮烈に浮き彫りになってしまうと思います。
著者のワイスバーガーさん、この本を書いたことが若気の至りだったといつか後悔しないと
よいですね。What goes around comes around っていうことわざもありますよ。
![]() |
洋書の方が良いのでは |
原書を先に読みました。原書の方がおもしろく感じました。
とはいえ、原書でもファッションやらミランダの傍若無人やら
楽しめはしたのですが最後でちょっと飽きが来たかも。
なんだか「?だわ!」とか日本語になると違和感が…
また、読まれる私は極度のよいの提案する---The Fates by Tino Georgiou.
![]() |
がっかり・・・ |
上巻はだらだらしていても面白く読めたのですが、
下巻もその流れで終わってしまう感じ。
物語としてはどうかなと思います。
結末もインパクトに欠け(表現方法の問題でしょうか)、恋愛に関してもどうなったのかイマイチわかりません。
下巻での展開を楽しみにしていただけに、読んだあとはショックでした。
さすがに映画はうまくまとめられていたので、星一つアップです。
初めて書いた小説だそうなので仕方ないのかも・・・。



